心臓病になる前に。原因を取り除き悪循環を断つ

糖尿病などの生活習慣病と心臓病に特化した、べっぷ内科クリニック。院長の別府浩毅医師によると、心臓病患者の半数くらいが糖尿病なのだという。「心臓病は再発も多いんですが、それは、心臓病の前段階として、糖尿病や高血圧があるから。そこをきちんと管理しないと、心臓病になってから治療しても、また悪くなってしまうんですよ」。理想は、患者の全身管理をすることだ、と語る。「患者さんって、複数の疾患を抱えていることが多いんです。それぞれの先生のところへ行くのは大変ですけど、とりあえず当院へ来ていただいたら、専門のことはもちろん、専門外でも信頼できる先生をいくらでもご紹介できますし。そういった旗振り役も大事だと思っています」。

鹿児島県出身、広島大学医学部卒。京都大学医学部附属病院にて心臓カテーテルの最先端治療を経験。以来、様々な病院で人工透析や糖尿病治療などを経験したのち、2017年開院。「糖尿病を扱う以上、健康に気をつけています。食事も薄味。面白みのない生活ですよ(笑)」。