怖くない内視鏡検査

宇治市大久保にある「はせがわ内科・内視鏡クリニック」 は、内科・消化器疾患の診療と内視鏡検査が専門だ。
胃カメラ、大腸カメラと聞くと苦痛を伴うイメージが強いが、「苦手な方は鎮静剤も使えるので、苦痛なく検査することもできますよ」と、長谷川和範院長。
「また胃は鼻からのカメラもあります。以前よりも細く軟らかいですし、時間も3~4分ほどです。大腸カメラについても検査技術は向上しています。病気の早期発見ができるのはもちろんですが、何もないことを確認して安心できるのが一番ですから、怖がらずに気軽に検査に来ていただければと思います」。

患者の声に真摯に耳を傾ける

診察にあたって心がけているのは、患者が話しづらい雰囲気には決してしないこと。
「ちょっとした症状であって も、患者さんは困って来院されていますし、大きな病気の始まりかもしれませんから。時間が許す限り、しっかり話を聞くようにしています」。
そうして診察した患者さんのカルテは、その日のうちにすべて見直し、各々確認するという。時には休日も返上するが、「仕事の中で新しい発見もあり、苦にはならない」と院長。

「一生懸命取り組むほどやることはたくさんあります。まだまだ足りないところも多く、 日々精進です。」と語るその笑顔の中に、患者と真摯に向き合う、実直な姿勢を感じた。

大阪府出身、富山医科薬科大学(現 富山大学)医学部医学科卒。神戸大学医学部附属病院老年科、愛仁会高槻病院内科勤務を経て、診療が 多岐にわたる消化器内科に興味を持ち、京都第二赤十字病院消化器科へ。 その後、京都大学医学部付属病院消化器内科、同大学大学院医学研究科 博士課程を修了し、大津赤十字病院消化器内科、再び愛仁会高槻病院消化器内科で勤務、部長を務める。 2021年、クリニック開業に至る。