本当の「満足」が見つかる、窓辺づくりの専門店
カーテンをはじめとする窓まわりのインテリアは、色やデザインの好みだけで選んで失敗することも少なくない。そんなケースを多く見てきたという「ルーム・デコ」佐野社長の願いは、本当の意味で満足し、安心して買って欲しい、ということ。佐野社長が考える量販店との違いと、専門店のあり方について聞いた。
毎日使うものだから、安さよりも安心を。
オーダーカーテンをはじめとする、窓まわりのインテリア専門店「ルーム・デコ」。ここで扱うオーダーカーテンは、生地や縫製にこだわった質の良い商品ばかり。量販店に並ぶ既製品と比べると決して安いものではないが、目利きのできるプロが、顧客一人ひとりに向き合い、窓をメインにした理想の部屋づくりをサポートする。
「お客様にとって本当の意味で良いものを選ぶことができるという、安心も含めて買っていただけたら」。それが、佐野社長が創業当初からこだわり続ける、量販店にはない付加価値だ。
「量販店やネットショップは予算面では良いかもしれないですが、失敗も多いと思うんです。自分で窓のサイズを測らないといけないし、付けてみたら思っていたのと違っていたということもありますし。実際、当店に来られるお客さまもそういう方が多くて。リビングのカーテンなどは常に目に入るものですから、失敗だったと思うものが何年もそこにあるとストレスですよね。カーテンは良いものであれば20年持つものもあります。長い間、生活空間の中にあるものですから、そこに気持ちよく馴染むものであってほしいですよね」
デメリットも理解して、納得して選んで欲しい
カーテンやブラインドは単に高級なものを選べば良いというわけではなく、窓の形、床や壁の色、家具の配置などもバランスも重要だという。雑誌やSNSでは素敵に見えたのに、同じ商品を自宅にそのまま取り付けても、どうもしっくりこない、というのはそのせいだ。
「食べ物や服のように頻繁に買うものではないので、プロでないとわからない部分は多いと思います。すごく気に入った商品があったとしても、部屋全体として見た時には、ふさわしくない場合もありますから、メリットだけでなくデメリットもきちんと説明しています。それをわかった上で、やっぱりこれにしよう、と納得して選んでもらう方がいいので」
コーディネートではなく「お手伝い」がしたい
プロとしての誇りを持って対応する佐野社長に、全てを任せるという顧客も中にはいるそうだが、自身は「コーディネーター」ではなく、「アドバイザー」なのだという。「お任せいただけるのはとってもありがたいことですが、誰にでも絶対に好みというのがあります。ですから、僕が良いと思うものを押し付けるのではなく、一緒に良いものを見つけましょう、というスタンスでいます。お客さまの理想を実現させるお手伝いをするのが、僕の役割だと思いますから」
大事な家のことだから。信頼は決して裏切らない
「窓まわりがキレイになると、今度は壁紙が汚れているなとか床が傷だらけだなとか、その周辺が気になり始めるんですよね。当店は広い意味では内装業ですから、クロスや床材の取り扱いもしていますし、床の張替えなど大がかりなリフォームになるようでしたら、信頼できる業者さんをご紹介することもできますので、まずはご相談いただければ、と。窓まわり以外は別なので、と突き放すことは絶対にしません。ルーム・デコ信頼してご相談していただいたからには、責任を持って対応すべきだと思っていますから」
顧客の信頼に精一杯応えたい。それが社長の根底にある思いだ。
「家を触るのって、不安じゃないですか。全く知らない人にお願いするのは怖いし、やっぱり信頼できる人でないと。だからこそ、僕のことを信頼してご相談いただいているお客様には、精一杯応えていきたい。そういう信念を持って続けています。そんな中で、1人でも2人でも、ありがとう、と言ってくれるお客様がいらっしゃるということは、こちらこそ本当に感謝したいです」
「カーテンひとつでこんなに変わるなんて」。これは、実際にルーム・デコを利用した顧客の言葉だ。家は、大切な人と安らぎの日々を過ごす場所だから。今よりももう少し、こだわってみるのもいいかもしれない。
創業して12年。ここ数年、窓まわり以外の相談も増えてきた。
■Profile
ルーム・デコ 代表取締役社長
佐野浩之
1978年、京都府八幡市出身。平成24年12月ルーム・デコ開業(令和4年10月久御山町に移転)。業界歴25年以上の経験を活かし、顧客に寄り添った的確なアドバイスときめ細かな対応で、専門店ならではのサービスを提供している。
ルーム・デコ
Phone : 0774-66-2755
〒613-0033 京都府久世郡久御山町林北畑92-1 クレス久御山ビル2F
●イオンモール久御山より 車で6分
マップ