子供が楽しめる公園や、おばあちゃん・おじいちゃんもゆったりと歴史散策を楽しめる場所がたくさん。秋の岩倉のお出かけスポットをご紹介します♪
時代祭りも終わって、秋も深まってくる11月。京都では各地で紅葉が気になる季節がやってきますね♪紅葉の中でも、毎年最初の方に色づくのが左京区岩倉やその周辺エリア。毎年、シーズンを見逃しちゃうことが多い京ままだけど、今年はしっかりリサーチしてお出かけしちゃいましょう!
楽しい遊具がいっぱい|宝が池公園 子どもの楽園
2008年にリニューアルオープンした「宝ヶ池公園 子供の楽園」駐車場も併設されていて、赤ちゃん連れでも安心して遊べることができる四季の自然が素敵な公園。お天気のいい休日に、お弁当を持って家族でお出掛けにもってこいです。宝が池公園の東の端に位置する面積約3.3ヘクタールの広場には、コナラやアカマツ・ミツバツツジなどを有する雑木林に囲まれ、季節によっては小鳥や虫、カエルなどの生き物が顔を出すこともあります。 公園内は、「大広場」「遊具」「プレイパーク」の大きく3つのゾーンがあって、ゾーンに応じて様々な体験や遊び方ができます。子供と一緒に家族みんなで遊んじゃいましょう~
子供を守る神様|三宅八幡宮
隋から帰国し上高野に移り住んだ小野妹子が、病気平癒のご利益を受けた筑紫(北九州)の宇佐八幡宮を勧請し祀ったのが始まりという由緒ある神社。子どものかん虫封じや学業成就の神で、通称「虫八幡」とも呼ばれる子供を守る神様です。山麓に位置する境内は、桜や紅葉、冬は雪化粧と、四季を通じて洛北の自然を満喫できます。秋から冬にかけてのこの時期は、参道や池周辺が豊かな緑が紅葉に染まっていき、噴水や水車小屋とのコラボでとっても映えます。八幡宮では、鳩は神様の使いとして信仰されており、ここでは鳥居の両側に狛犬ならぬ可愛い狛鳩が鎮座しています。境内にも並べられている鳩のお守りも可愛いです。
子供と一緒に楽しもう|敷島住宅の岩倉お出かけイベント
2022年11月19日(土)11月20日(日)の2日間、岩倉花園町にある敷島住宅の新しいモデルハウスで完成イベントが開催されます。19日には、京都ハンナリーズのマスコットはんニャリンや、MINIの新型クロスオーバーのお披露目会、19日・20日にはお菓子のつかみ取りやポップコーンやアメリカンドックの調理実演など、大人も子供もワイワイ楽しめるイベントになりそう。「行楽の道すがらふらっと立ち寄ってもらっても大歓迎ですよ!」と現地スタッフの方々。紅葉狩りやこどもの王国など岩倉散策ルートに加えてみてはいかがでしょう?
季節を味わう人気の京料理|山ばな平八茶屋
京都と若狭を結ぶ鯖街道。その街道茶屋として安土桃山時代に創業したという料理旅館、山ばな 平八茶屋。今もここの名物である「麦飯とろろ汁」は上質の丹波産つくね芋を丁寧にすりおろし、秘伝のだしと少量の白味噌を加えたとろろ汁で頂きます。炊きたての麦飯との相性も良く、さらりと食べられるまろやかな味わい。こも麦飯をかき込み、旅路についた昔の旅人たちに思いをはせながらのランチも素敵ですね♪ 席数には限りがあり宿泊のお客様との調整もあるので、利用の際には事前予約をお願いします。
秋は歴史をたずねて|岩倉具視幽棲旧宅
岩倉の静かな住宅街に佇む、岩倉具視幽棲旧宅は、明治維新の立役者にもなった岩倉具視が、幕末の混乱期において尊王攘夷派に命を狙われ、約3年間隠棲した場所です。鄰雲軒と呼ばれる主屋の座敷から、岩倉具視による「御手植えの松」を中心とした庭が広がります。昭和3年に改修工事で丁寧に整えられた慎ましやかな苔庭は、大正硝子が使われた障子戸との調和が美しく大正ロマンの風情を醸します。床の間横には改修を経ても当時より変わらず古色を帯びた襖絵が残されている。岩倉具視の隠棲後も人目を忍んで訪ねて来ていたとされる、大久保利通、中岡慎太郎、坂本龍馬も目にしたであろう襖絵ということで幕末から明治にかけての歴史を感じることができます。岩倉具視の遺髪を収めた慰霊碑や遺品や明治維新に関する文書などを展示している対岳文庫も見どころ。見学時には10分の無料ガイドが申し込めます。