一献のシアワセ

家で過ごすお正月、を言い訳に
今年はいつも以上に飲んだくれ!と誓いまして。

夫が年末年始のお酒用に日本酒を4本も買ってきた。
ありがとう、オットよ。

まずは 「純米大吟醸 天狗舞50」

石川県の日本酒は初めて。
口に含んだ瞬間はサラリとしていたのに
喉を越えたあたりから、ガツンと強い味わいに。
シッカリしたお味の洋食でも合いそう。

残り3本は、地元京都の日本酒。

ネットで日本酒を注文するのもけっこう楽しいものですが
今年はあえて、
地元の良さを見直すためにも京都のお酒を多めにチョイス。

ふわっと上品でいい意味で水みたいにするっと入る
「特別純米酒 桃の滴」

華やかな口当たりで余韻が残る
「大吟醸純米酒 宵の洛山」

洗練された爽やかな甘みと香りの
「純米大吟醸 澤屋まつもと守破離」

これは今回私の一番のお気に入り!
口に含んだ瞬間に驚きが。なんと、微炭酸が含まれているんです。
発酵した際の自然な炭酸ガス、とのことで
ほんの少しだけ舌にシュワっと繊細な刺激が…
シャンパンのようでハレの日にとってもふさわしい日本酒。

普段ではなかなかできない飲み比べなんかもしてみて、
それぞれの微妙な味の違いにも気づけました。
材料が米と麹だけなのにこれだけ違うってすごい。

日本酒って奥深い。
そして京都のお酒ってすばらしい。
ほろ酔い、いや、ガチ酔いで
プチ贅沢なおいしいお正月でした。

編集部 R.S