10年目の早春

発災から10年が経ちました。

あの日以来、人との関わり方や大切なモノとはなにかといった価値観が大きく変わったと思います。

そして大きな悲しみや苦しみをあらゆる手段を使って共有しようとしていた気がします。

昨年から始まったのあらたな“疫病”という災厄で、

さらに人々の見方、考え方が大きく問われようとしています。

今でも復興の途上で苦しんでいる人が未だ多くいて、

この疫病で追い打ちを受けている方々も多くいるという現実。

あの時、誓ったことや思い。きちんと果たせているのか?という問いを

10年めのこの日に改めて自問したいと思います。

 

昨日、訪れたエリア、例年京都市内で咲くのが一番遅いと言われているのですが、

10年目の手向けのように咲く満開の桜を見ました。

 

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編集部 くるぶし