ひより保育園の「食育」から生まれたレシピ本『「ひより食堂」へようこそ小学校にあがるまでに身に付けたいお料理の基本』。
料理本界のアカデミー賞と称される「グルマン世界料理本大賞 children部門」で、 世界一に輝いたレシピ本を無料公開しました。
2017年に開園して以来、「食べることは生きること」、「子どもたちの親友でありたい」をテーマに様々なチャレンジを続けているひより保育園(所在地:鹿児島県霧島市、代表:古川理沙)。新型コロナウイルス感染拡大に伴う休園・休校・外出自粛への支援の一環として、レシピ本のレシピを無料公開しました。
このレシピ本は、年間100件ほどの視察や取材を受けるひより保育園の食育活動(*)をベースに、園外のみなさんにも、お料理の楽しさを味わってほしいと企画されました。
料理本のアカデミー賞と呼ばれるグルマン世界料理アワード2020(children部門)で、世界一を受賞しています。
「大人がどのような距離感で子どもに寄り添えばいいの?」「どんなタイミングでどんなことをしていけば、少しずつ子どもたちのできることが増えていくの?」といった悩みが自然と解消されるような内容となっています。
保育園の調理師や栄養士などがまとめた、旬の食材のおいしい食べ方や選び方、園児たちにも保護者さんたちにも人気のメニューのレシピを掲載しています。現場の先生たちのアイディアをぎゅっとつめこみ、幼稚園や保育園に通う子どもたちでもパッと見て理解しやすい内容です。
このレシピ本は、一人暮らしを始める高校生や大学生、新社会人への贈り物としても人気となっています。お家時間が増えて、今から料理を始めてみようという大人の方にも分かりやすく実践しやすい内容です。
「食べることは生きること」。わたしたちはレシピの無料公開を通して、お家の中で心豊かに過ごせる時間が、少しでも増えることを願っています。
ひより保育園の食育活動(*)
ひより保育園では、0歳の頃から食材を日常的に触れるなどして食育活動を始めています。1歳児までの小さな子どもたちは野菜の皮むきをしたり、2歳児以上は包丁を持って野菜を切ったり。卒園までには魚をさばいたり揚げ物をしたりもできるようになります。
食育活動の中で大切にしているのは、料理を始めから終わりまで行うことです。
企画や調理、片付けなどを通して、人と協力すること、段取りをすること、小さな怪我から学ぶこと、人をもてなすこと、全体の動きを見て立ち居振舞うこと、譲り合うこと、自分の意見をうまく伝えることなど、さまざまな経験をします。ひより保育園では、食育活動を通して学んだことを発展させ、自分たちで発案した遠足にいくための資金稼ぎの手段として「こどもレストラン」も開催しています。
ひみつの計画
https://seeds.style/yomimono/nakanohanasi/1226.html
ひより保育園
https://hiyorihoikuen.com/
「ひより食堂へようこそ」レシピ公開ページはこちらから