世界文化遺産・仁和寺がクラウドファンディングを実施 [2023年1月10日~1月29日]
名勝庭園のメンテナンス費用を捻出
真言宗御室派の総本山・仁和寺(京都市右京区、門跡・瀬川 大秀)は、1月10日~1月29日の日程にて
クラウドファンディングを実施いたします。
名勝庭園メンテナンス費用として200万円を目標に実施し、返礼品には名勝庭園拝観チケットやオリジナル御朱印帳に加え、NFTを用いた返礼品を提供する予定です。
仁和寺は888年に宇多天皇が創建し、1994年には世界遺産に登録されました。
国宝の金堂をはじめ仁和寺には多くの文化財があり、境内全体が国史跡に指定されています。
これまでの寺の補修やメンテナンスは、参拝料と国や自治体による支援によって行われてきました。
しかし、2020年からの新型コロナウイルスの影響により、観光客・参拝者が減少し、
当初の計画通りに維持や補修を行うことが困難な状況になっています。
仁和寺では、370年以上前に建立した建物が多く、今後さらなる補修費用が必要になることも見込まれているため、クラウドファンディングという新しい手法を取り入れることにしました。今回の目標200万円は、仁和寺の名勝庭園のメンテナンス費用と仁和寺内の建物の補修に活用する予定です。また、返礼品は名勝庭園拝観チケットやオリジナル御朱印帳に加え、NFTを用いた返礼品も用意する予定です。
今後も、仁和寺は観光客・参拝者の皆様との関係性を継続するために、伝統を守りながらも常識にとらわれず、新しい挑戦を続けていきます。
返礼品(予定)はこちら
●古材焼き印コース ほか。 詳細はクラウドファンディングサイトをご覧ください
クラウドファンディング概要
仁和寺 門跡・瀬川大秀より
コロナウイルスの影響により参拝者の方が激減し、補修の経費に苦慮いたしておりました。この度仁和寺クラウドファンディングを計画し、多くの皆様にこの仁和寺をお守りいただき、そして後世に伝えていただくという計画をいたしてございます。国宝・日本の宝を皆様のお力で一つ後世にお守りいただきますようにお願い申しあげる次第でございます。どうかこのクラウドファンディングにご参加いただきましてこの素晴らしい歴史の宝を皆様とご一緒にお守りしたく存じます。
振り返れば未来に通じる歴史がある。この歴史を皆様とご一緒にお守りいたしたいと思います。
ご協力いただきました皆様には少しでも仁和寺の歴史に馴染んでいただける返礼品をご用意しておりますので、どうか皆様少しでも多くの方にご協力をお願いいたします。